どっちがお得!?

スバル レガシィツーリングワゴン
スバル レガシィツーリングワゴン
スバル レガシィツーリングワゴン

 ただ乗り心地が良くて、多く荷物が積めるというだけには飽きたらず、スポーツカーをも凌駕するハイパワーエンジンを搭載してしまったのがレガシィツーリングワゴンだ。いわゆるGT系のグレードのものがこれにあたるのだが、2・0L水平対向ツインターボエンジンはAT車で260馬力、MT車ならなんと280馬力を発揮する。正直言ってステーションワゴンにこんなに馬力は必要ないのだが、このプラスαの付加価値こそがレガシィの最大の魅力なのである。ムチャククチャ速い。少し踏み込んだだけで軽くGを感じるくらいの加速感が気持ちいい。ラゲッジスペースも広く、走破性も高いのでアウトドアレジャーにもバッチリ対応で実用性も問題なし。難があるとすればハイパワーゆえの燃費の悪さか…。ハイパワーで実用志向の硬派なRVステーションワゴン、それがレガシィだ。
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平均相場
グレードによって相場は大きく異なってくるが、ハイパワーユニット搭載のGT系はこの相場より約15〜20万円高だ。

燃料消費率
●レガシィ GT-B Eチューン 主要諸元
全長×全幅×全高:4680×1695×1485o
室内長×室内幅×室内高:1925×1440×1190o
車両重量:1520s
ホイールベース:2650o
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC16Vツインターボ
総排気量:1994t
最高出力:260ps(191kw)/6000rpm
最大トルク:32.5kg・m(319nm)/5000rpm
乗車定員:5名
外観
▲スタイリッシュというよりはややヘビーデューティなフォルム。外観に強い個性こそないものの、万人受けする硬派なデザインが広い層に支持されている。
外観
▲レガシィの最も魅力なのは圧倒的な力強さと速さだ。ヘビーな車重をものともしない走りはまさにスポーツカー!!さらに脈打つように響くボクサーエンジンのエキゾーストノートもグッド!!

スバル フォレスター
スバル フォレスター
スバル フォレスター
取材協力/スリースリーカーセンター

 レガシィが好評のスバルのもうひとつの強い個性的SUVが「フォレスター」だ。サルーンカーライクなレガシィとはひと味異なり、ラフロードでの走破性能の高さを備えたクロカンテイストなクロスオーバーSUVである。ユニットは数種類用意されているが、やはりホットなのはボクサーエンジンのインタークーラーターボ搭載モデル。レガシィと同様、野太いエキゾーストノートを奏でるボクサーエンジンはトルクフルでパワフル。国産車でも希少な悪路をこなせるハイパワーワゴンとして人気も上々だ。レガシィに比べてさらに個性が強く、定番をあえて外したいという個性派の人ならこのフォレスターは恰好の存在なのかもしれない。また、スバルおなじみのホットバージョン“STI”モデルもラインナップされている。
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平均相場
純粋に相場価格だけで見ればレガシィよりも安い。最近モデルチェンジをしたのでこれから徐々に相場が下がることが予想される。

燃料消費率
●フォレスター S/tb 主要諸元
全長×全幅×全高:4460×1735×1580o
室内長×室内幅×室内高:1745×1435×1245o
車両重量:1410s
ホイールベース:2525o
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量:1994t
最高出力:240ps(177kw)/6000rpm
最大トルク:31.5kg・m(309nm)/4000rpm
乗車定員:5名
外観
▲ステーションワゴンとクロカン4WDを融合させた中性的なクロスオーバーSUV。レガシィとはまた違った雰囲気を醸し出している。
外観
▲2リッター水平対向4気筒DOHCインタークーラーターボエンジンは240馬力を発揮。ラフロードもこのハイパワーで走破。