フォルクスワーゲン ゴルフW特集

●フォルクスワーゲン ゴルフ 25ヤーレ 主要諸元
全長×全幅×全高:4155×1735×1455o
車両重量:1260s
ホイールベース:2515o
エンジン種類:直列4気筒SOHC
総排気量:1984t
最高出力:116ps(85kW)/5200rpm
最大トルク:17.3kg・m(170N・m)/2400rpm乗車定員:5名
ゴルフVよりひと回り大きくなったゴルフWは全幅が1735mmとなり3ナンバーサイズとなった。全体的なデザインは先代を踏襲しているが、質感の高さはグンとアップしている。フロントマスクはウインカーをヘッドライトに内蔵するなどシンプルなデザインになっている。

リーズナブルで手堅い最もポピュラーな輸入車

フォルクスワーゲン・ゴルフといえば輸入車の中で最も国内で馴染み深い1台である。いわば「元祖輸入車」とも言えるポピュラーな存在。そんなゴルフも現行型が5代目。代を重ねる毎に確実にクオリティが上がり完成度を増していき、国内での人気をすでに確固としたものにしている。しかし、今回ここで紹介するのは先代の4代目。いわゆる「ゴルフW」だ。現行型ゴルフもデビューして3年目に入り、中古車として脂がのってきた感があるが、あえて先代をオススメするのは魅力的な価格相場であるということだ。
  ゴルフWは先代モデルといえども、それほど色褪せた印象がない。しかもこのゴルフWになって飛躍的に質感の向上が図られ、車格的にもワンランク上がったと言っても過言ではない。もちろん基本性能の高さは言うまでもなく、常に欧州コンパクトカーの指標であるパッケージングの良さ、実用性の高さは文句の付け所はない。しかし、そんなゴルフWの中古車相場は至ってリーズナブル。初期モデルの平均相場は100万円を大きく下回り、高年式モデルでも100万円を少し上回る程度の相場である(一部を除く)。中古車としての旬はまだまだ過ぎ去ってはおらず、瑞々しさを残している。また、ゴルフというクルマは初心者ドライバーでも扱いやすいサイズであるため、リーズナブルな価格と相まって初のマイカーにするにもオススメできるクルマでもあるのだ。そして、国産車から乗り換えるにしても最も違和感の少ない輸入車であるのもプラスポイント。今人気の国産コンパクトでは個性が出しづらいというのであれば、趣を変えてゴルフWという選択もアリなのではないだろうか?
 
▲走りはいかにもドイツ車的なちょっと堅い足回りで地面をしっかり捉えるような重厚な印象。 エクステリア同様、奇をてらった所はないコンベンショナルなインパネデザイン。実用性と質感は高い。  ▲CLi、GLiのエンジンは初期モデルが1.8Lで、それ以降は2.0L。共に直4OHCである。GTi、GTXは1.8L直4DOHCインタークーラーターボだ。
▲シートはホールド性の高いスポーツシートが標準装備。程良い堅さで疲れにくいのも魅力だ。 ▲ラゲッジスペースの容量は広く、奥行きもあるので使い勝手も良い。
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オシャレなフレンチコンパクト

世界中のあらゆる自動車賞を総ナメにした欧州のBセグメントコンパクトカー。コンパクトボディに広いキャビンスペース、小気味良い走り。そして何よりもフランス車らしいオシャレで粋なスタイルが人気である。まだ現行モデルではあるが、相場はかなりこなれている。

愛らしいアイドルカー

世界で愛され続けている2代目ミニ。やはり大きな魅力はその愛らしい佇まいである。初代ミニのクラシックな雰囲気を残しながら、まったく新しい現代のクルマとなって生まれ変わった。女性にも高い人気。