ハイブリッド特集

ハイブリッド車が気になるっ!
●トヨタ プリウス S主要諸元
全長×全幅×全高:4445×1725×1490o
室内長×室内幅×室内高:1890×1440×1225o
車両重量:1270s
ホイールベース:2700o
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC+モーター
総排気量:1496t
最高出力:77ps(57kW)/5000rpm
最大トルク:11.7kg・m(115N・m)/4200rpm
乗車定員:5名

トヨタ プリウスをMjネットで探す
●ホンダ インサイト ベースグレード主要諸元
全長×全幅×全高:3940×1695×1355o
室内長×室内幅×室内高:880×1390×1090o
車両重量:850s
ホイールベース:2400o
エンジン種類:水冷直列3気筒SOHC12バルブ+モーター
総排気量:995t
最高出力:70ps(51kW)/5700rpm
最大トルク:9.4kg・m(92N・m)/4800rpm
乗車定員:2名

ホンダ インサイトをMjネットで探す
ハイブリッドカーの最も魅力的なのはなんと言っても燃費の良さだ。その燃費の良さもハンパではなく、同じクラスのクルマに比べておよそ2倍ともいえる燃費の良さを誇るのである。これはハッキリ言って大きい。例えば毎月3万円をガソリン代に使っているのであれば、1万5千円で済むのである。年間で言えばなんと18万円も浮く計算になる。これならガソリン価格の高さもさほど気にならなくなるというものだ。

エンジンと電気モーターのグッドコンビネーション

 エンジンと電気モーターの融合ユニットこそがハイブリッドカーであるが、単にその2つの動力を足しただけではない。エンジンと電気モーターのそれぞれのメリットを活かすことで、それぞれのデメリットを消しているのである。エンジンはパワーはあるのだが、トルクが回転に比例する特性があり低速時のトルクが弱く、そこでどうしても大きな負担がかかってしまう。実はエンジンはスピードに乗った巡行時にはそれほど燃料の消費はないのだが、発進および加速時には激しく消費してしまう。逆に電気モーターは停止時がトルクのピークであり、速度が出るにしたがってトルクが落ちるというエンジンとは全く正反対の性質を持つ。そんなお互いのユニットの「良いとこ取り」がハイブリッドカーということだ。
トヨタのプリウスなどに採用されている「TH S」方式は、エンジンの効率が悪い発進、加速時に電気モーターを動力(もしくはエンジンと併用)として用い、巡行時にはエンジンのみを動力とする。
そしてインサイトおよびホンダ車に使われているハイブリッドシステム「IMA」は常にエンジンは動作しており、加速時のみに補助動力として電気モーターを使う方式をとっている。どちらの方式ともエンジン、モーターのメリットを活かし、絶妙な連携プレーで快適なエコロジードライブを実現しているといえる。
 

プリウスは「THS」というハイブリッドシステムで、発進時は電気モーターを、巡行時はエンジンが動力となる。



低速トルクが強力な電気モーターで加速し、スピードに乗ってからのパワーに利点があるエンジンで巡行運転。お互いのメリットでそれぞれのデメリットを消した合理的なクルマ。
ホンダが採用する「IMA」は、エンジンを主動力として、電気モーターはその補助動力としてアシストする。


▲プリウスは「THS」というハイブリッドシステムで、発進時は電気モーターを、巡行時はエンジンが動力となる。 ▲低速トルクが強力な電気モーターで加速し、スピードに乗ってからのパワーに利点があるエンジンで巡行運転。お互いのメリットでそれぞれのデメリットを消した合理的なクルマ。  ▲ホンダが採用する「IMA」は、エンジンを主動力として、電気モーターはその補助動力としてアシストする。
先進技術を結集したクルマらしく、デザインはちょっと近未来的
インパネデザインは至ってシンプルで、比較的オーソドックス。思いきって、2シーターに割り切っているシートはホールド性◎。
▲先進技術を結集したクルマらしく、デザインはちょっと近未来的な雰囲気。 ▲インパネデザインは至ってシンプルで、比較的オーソドックス。思いきって、2シーターに割り切っているシートはホールド性◎。

LEXUS GS450H
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パワフルな走りに2L車並の燃費性能

トヨタのプレミアムブランド「レクサス」のグランツーリスモサルーン「GS450」のハイブリッドモデル「GS450h」。3.5L・V型6気筒+モーターで296馬力を発揮し、自慢の走りも健在。燃費も2L車並みの14.2km/Lを実現している。
ALPHARD HYBRID
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人気の最上級ミニバンもハイブリッド

「クルーガー」とは兄弟車の関係にある「ハリアー」もハイブリッド版がある。ラグジュアリーなエクステリア&インテリアに似合う余裕たっぷりの走りはもちろん魅力的。パワートレーン類は基本的にクルーガー・ハイブリッドと同じ。
ESTIMA HYBRID
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世界初のハイブリッドミニバン

2001年にデビューした世界初のハイブリッドミニバン「エスティマ・ハイブリッド」。直列4気筒 2.4Lガソリンとフロントモーターを組み合わせたハイブリッドシステムをフロントに搭載。システムとして発揮できる出力は、190馬力となる。



SUVならではの走破性はそのまま!

ハイブリッドSUV「クルーガー・ハイブリッド」。「THSII」と呼ばれる高出力V6・3.3L VVT-iガソリンエンジン(211馬力)と高性能フロントモーターでSUVならではの走破性を実現しながらもクラス世界最高水準の低燃費17.8km/Lは大きな魅力。
CIVIC HYBRID
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国産乗用車第3位の燃費性能

「世界最高レベルの環境性能」、「セダンとしての高い実用性」、「上質で力強い走り」の3 つをテーマに開発された「シビックハイブリッド」。1.3L 直4OHC VTEC エンジンにモーターアシスト機構で、国産乗用車で3 位の燃費性能を誇る。