トヨタ アルファード特集

●トヨタ アルファード AX Lエディション 主要諸元
全長×全幅×全高:4840×1805×1935o
室内長×室内幅×室内高:3085×1585×1390o
車両重量:1780s ホイールベース:2900o
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC 総排気量:2362t
最高出力:159ps(117kW)/5600rpm
最大トルク:22.4kg・m(220N・m)/4000rpm
乗車定員:8名
トヨタのフラッグシップミニバンというだけに、サイズ、デザイン、クオリティともに風格があり存在感はバツグンだ。ややアメリカンな雰囲気のするライバルのエルグランドと相対し、アルファードはトヨタらしいコンベンショナルなデザインで広い年代層に支持を得ている。

相場はまだまだ高いが、それでも人気があるのは…

 昨今のミニバン人気もすっかりお馴染みとなって久しい今日この頃。しかし、景気に明るい兆しが見えているためか、ここ数年はミニバンもグンと高級志向のものが人気となりつつある。その中でも大きな人気を博しているのが3列シートのラージサイズ高級ミニバンだ。具体的に車種を挙げれば、アルファード、エルグランド、エリシオンなどだ。いずれもプレミアムサルーン顔負けの高級ミニバンである。その中で今回ピックアップしたのがトヨタ・アルファード。H14年5月のデビュー以来、常に広い層に支持を得ている人気車である。
  高級ミニバンの代表格ともいえるアルファードだが、このジャンルの人気に火を付けたのは最大のライバルであるエルグランドの初代モデルであった。それまでの高級ミニバンといえばやや高い年代層に特化していた感があり、どちらかと言えば若干地味な存在と言わざるを得なかった。しかし、高級感タップリなだけでなく、若年層にも受け入れられるカッコ良さを身につけたエルグランドは、高い価格にも関わらず瞬く間に大人気車となった。そして「二匹目のドジョウ(!?)」としてデビューしたアルファード。後参者のメリットを活かして高い完成度。そしてラグジュアリーさを高めながらも2・4Lモデルをラインナップするなど抑えられたリーズナブルな価格でイッキにエルグランドの対抗馬にのし上がった。
  中古車市場でのアルファードの人気ももちろん高い。しかし、その人気ゆえ相場も高値を維持している。それでも人気に歯止めがかからないのは、高値相場とはいえ、その車格からするとまだリーズナブルと思えてしまうほどのクオリティの高さと言えるだろう。
 
▲ラージサイズミニバンといえども走りはすこぶる軽快。3.0Lモデルなら走りにグンと厚みが出る。 インパネデザインは見てのとおりの高級感に溢れている。当然ながらインパネシフトでサイドウォークスルーは可能である  ▲エンジンは3.0L・V6DOHC(220ps)と2.4L直4DOHC(159ps)をラインナップ。2.4Lモデルでも走りは軽快だ。
▲リアはパワースライドドアにてスイッチひとつで自動開閉ができる。セカンドシートはベンチシートとキャプテンシートの2通り。 ▲ラゲッジスペースの容量は文句の付けようがないほど余裕タップリだ。
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国産上級ミニバンの2大巨塔
その圧倒的なボディサイズとデザインの存在感で国産上級ミニバン人気をアルファードと二分する「エルグランド」。ファーストクラスの乗り心地を誇る快適さに、ゴージャスな佇まいは魅力タップリだ。

個性派上級ミニバン

ホンダのフラッグシップミニバン「エリシオン」。中古車市場ではエルグランドやアルファードの人気にはやや適わないが、ホンダらしいスタイリッシュな個性で若年層からは多く支持されている。