ニッサン ノート特集

●日産 ノート15E 主要諸元
全長×全幅×全高:3990×1690×1535o
室内長×室内幅×室内高:1835×1375×1280o
車両重量:1080s
ホイールベース:2600o
エンジン種類:直列4気筒DOHC
総排気量:1498t
最高出力:109ps(80kW)/6000rpm
最大トルク:15.1kg・m(148N・m)/4400rpm乗車定員:5名
ヴィッツやフィットらと比べると全長はコンパクトカーにしてはやや長めの3990mm。ルーフをリア最後部まで伸ばし、ラゲッジスペース容量を最大限に増やしたそのシルエットはライバルに比べてややワゴンらしさを感じさせる。

家族でも十分使えるポスト・フィットの一番手

コンパクトカー人気は今も相変わらずだが、「ヴィッツ」、「フィット」、「マーチ」という三大コンパクトカーの人気を脅かすUSEDニューカマーも続々と登場、注目されつつある。そのうちの一台がH17年デビューの日産「ノート」だ。
  ノートの人気は、そのキビキビとした爽快な走りと様々な状況に対応できるフレキシブルな使い勝手の良さ。コンパクトカーも求められる要素をすべてを含んでいると言っても過言ではない。「ベストパッケージングコンパクト」と呼び声も高い「ホンダ・フィット」にも勝るとも劣らない出来の良さで中古車市場でも人気はグングンと上がってきているのだ。
  最も強力なライバルとなるフィットと比較するとしよう。未だに人気が衰えないフィットではあるが、デビューはH13年の6年目とややモデル末期という感は否めなくなっている。しかし、このノートのデビューはH17年1月。デビューしてほぼ2年と中古車としてはまだまだ真新しさを感じるフレッシュなモデル。相場的には低価格で手の出しやすいフィットではあるが、同年式車で比較すると相場はほとんど変わらない。このノートのスタンダードグレードの新車価格は140万円前後。1年前後落ちの中古車で120万円前後。一見それほど割安感がないように思えるかもしれないが、オプションパーツなども装着されており、本体価格だけでなく、総額で考えるとその差は広がる。しかもコンパクトカーという性質上、全体的にコンディションは良いと考えられる。
  コンパクトカーといえば「単身者のお手軽なクルマ」や「セカンドカー」というイメージが強いが、このノートはファミリーカーとしても十分な使えるというところも大きな魅力。とてもお手軽でリーズナブルなオールインワンのコンパクトカーといえるだろう。
 
▲昨今の日産車に共通したイメージのフロントマスクは派手さはないもの躍動感と若々しさを感じる。 インパネデザインはオーソドックスでありながらセンスよくまとめられており、高い質感と機能性を誇る。  ▲エンジンは1500cc直列4気筒のみのラインナップ。実用域でのトルクも十分で、快適で小気味良い走りを楽しませてくれる
▲ラゲッジスペースの広さはクラストップレベルである。しかもトレイ下にも収納は可能で使い勝手も良い。 ▲リアシートは女性でもいたって簡単で力も必要もなく可倒できる。もちろんその時のラゲッジスペースの広さは絶大だ。
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完成度No.1コンパクト

今や国産コンパクトカーの代表格といっても過言ではない人気を誇るホンダ・フィット。機敏で軽快な走りを演出するエンジンはクラストップレベルの低燃費。キャビンスペースの広さも言うことナシのベストパッケージングコンパクトだ。

万能型欲張りコンパクト

雰囲気こそ異なるが、ノートに最も近いコンパクトカーと言えるのがトヨタ・ラクティスだ。ちょっと全高は高いが全体的なシルエットはノートと似通っており、走りとスペースの広さも言うことナシの万能型のコンパクトだ。