ホンダ モビリオスパイク特集

モビリオスパイク
●ホンダ モビリオスパイク A 主要諸元
全長×全幅×全高:4110×1695×1705o
室内長×室内幅×室内高:1935×1425×1360o
車両重量:1240s
ホイールベース:2740o
エンジン種類:水冷直列4気筒SOHC16バルブ
総排気量:1496t
最高出力:110ps(81kW)/5800rpm
最大トルク:14.6kg・m(143N・m)/4800rpm
乗車定員:5名
全体的なシルエットは先にデビューした「モビリオ」とにているが、細部のデザインはよりスクエアな感じになっている。またカーゴスペースのサイドはガラスではなく、パネルになっている。リアドアは両側ともスライドドアである(Wグレードはパワースライド&イージークロージャー機能付き)。

サードシートを取り払い、有効的にフル活用!

現代はクルマもユーティリティさを重視される時代である。言い換えれば一台でどれほどまでに使い勝手が良いかが勝負となってくる。そんな中、にわかに注目を浴びているのがコンパクトミニバンである。ボディサイズはコンパクトだけど、ミニバンにも匹敵するキャビン&ラゲッジスペースを誇る。スポーツカーのような走りは期待できないが、それ以外の要素では十分に大きな役割を担う存在。しかも価格もリーズナブルなのだ。
  というわけで今回紹介するのはホンダの「モビリオスパイク」。このジャンルでの人気車といえばbBやキューブがあるが、あえてスパイクを選んでみた。というのも、このスパイクの使い勝手の良さはこのクラスではトップクラスであり、特にアクティブ世代の若年層にはフル活用できる要素がタップリなのである。
  そもそもこのモビリオスパイクは、先にデビューをした「モビリオ」からの派生モデル。コンパクトなボディに3列シート7人乗りというパッケージングで話題になったモビリオに対し、このスパイクは3列目のシートを取り払い、その分のスペースをラゲッジスペースに割り振ったわけだ。使用頻度が低く、快適性も優れないサードシートをレジャーなどに有効活用できるようにしたのである。もともとセンタータンクレイアウトでショートノーズ&低床によりキャビンの広さは折り紙付きであったが、これでさらに広く快適に車内を使えることになったのだ。これはレジャーなど様々なシーンで活発にクルマを使う若年層にとっては嬉しい限りである。デザインも、ファミリーユースっぽい雰囲気のモビリオに対し、スパイクはフラットでスクエアなデザインに精悍なフロントマスクを持ち、若年層へのウケも良い。決してbBやキューブに劣ってはいないのである。
 
マスク
インパネ
ラゲッジ
▲ 全体的なスクエアなフォルムに合わせた直線的でやや威圧感のあるフロンマスク。オーソドックスでありながら存在感も十分。 ▲インパネシフトを採用し、フロントシートは
サイドウォークスルーのベンチシートとなっ
ている。
▲コンパクトなボディではあるが、フル乗車時でもミドルサイズのワゴン並のラゲッジスペースを誇り、リアシートを収納することでその有効度は倍増する。
エンジン
シート
▲エンジンは1.5L直列4気筒VTEC 16バルブ。パワフルではないが小気味良いパフォーマンスを発揮。 ▲リアシートもゆったり。大人でも快適だ。
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ワルっぽさが人気
スパイクと同じフィールドのコンパクトミニバン「bB」。スタイルも直線主体のスクエアボディだが、テイストは大きくことなり、若年層をメインターゲットにしたちょっとワルっぽいルックスが人気。インテリアのクオリティも高い。

老若男女に大人気
まさにキューブ(立方体)を組み合わせたような独特なスタイルが印象的な「キューブ」。老若男女に幅広く人気のある愛くるしいス
タイルに、優れたユーティリティスペースを持つ今や定番コンパクトミニバン。