平成元年に16年ぶりに「GTーR」のネーミングを復活させてデビューしたのがBNR32スカイラインGTーR。クルマ好きでなくとも、このGTーRというフレーズを知らない者はいないくらいのメジャースポーツカー。デビューするやそのセンセーションは国内だけにとどまらず、瞬く間に世界に響き渡り、一躍世界レベルのスポーツカーの地位を築いた。そのポテンシャルはレースシーンでも発揮され、いわゆるハコスカと呼ばれる往年のGTーRが当時のレースシーンで無敵の強さを誇た「GTーR伝説」を彷彿とさせる活躍を繰り広げたのだ。500万円近い高い価格にも関わらず、このGTーRは異例のセールスを記録した。
R32の成功があり、R33、R34と次々とモデルが継承されたが、やはり最もポピュラーなのはやはりR32。価格的にも買い頃であるし、年式は古くなってもカリスマ性は変わらない。そして何よりの魅力はやはり直6DOHCから発生する280馬力の国内最高出力のパワー。シビれないワケがない。さらにこのクルマは所有することによる歓びを感じる数少ないクルマといえる。 |
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SKYLINE
GT-R
●日産 スカイラインGT-R
主要諸元全長×全幅×全高:4545×1755×1340o
室内長×室内幅×室内高:2950×1560×1265o
車両重量:1430s
ホイールベース:2615o
エンジン種類:水冷直列6気筒DOHC
総排気量:2362t
最高出力:280ps/6800rpm
最大トルク:36kg・m/4400rpm
乗車定員:4名 |
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▲ストレートは速く、曲がっても速く、ドライビングはすこぶる楽しい!!このクルマには“走り”のすべてが集約されている。 |
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▲GT-R伝説復活はこのエンジンなしには語れない。“RB26DETT”はパワーはもちろん、トルク&レスポンスは最高だ。 |
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