STEP WGN
 既存のミニバンの殻を破って登場した2代目オデッセイ。初代のクリエイティブ・ムーバー(生活創造車)というコンセプトにはさらに磨きがかかり、あらゆる状況と速度域において機能・感覚の両面にわたり最大限の安心が体感できる「安心高性能」という新しい価値を創造する。搭載されるエンジンは2タイプ。150馬力を発生する2・3L直4OHCと210馬力を発生する3LのV6OHC。すべがてVTECとなり、振動対策として電子制御の液封マウントが採用された。ミッションはシフトレバーをセンターパネル内にレイアウトするインパネシフト。マニュアルライクな操作が可能なSマチック付きで、2・3Lには4AT、3・0Lには5ATが組み合わされる。グレードは駆動方式に関係なく、2・3Lが上からL、MQ、M、Sの4種で、3・0LがVZ、VGの2種。シートバリエーションは2列目キャプテンシートの6人乗りと、2-3-2名の7名定員の2種。安全装備として全車に展開時の加害性を軽減するiーSRSエアバッグ、EBD付きABS、ブレーキアシスト、等が標準で装着され、安全性能も万全だ。


▲エクステリア同様、コンベンショナルなインパネデザイン。今やミニバンの主流となりつつあるインパネシフトATを採用。

▲初代オデッセイよりもドッシリした印象の2代目。スタイルに関してはやや賛否両論があるみたいが、ひとクラス上のクルマっぽい。
 ファミリーユーザーから大きな支持を得ている「イプサム」。サイズ的にも性能的にもオデッセイに勝るとも劣らない実力派。幅広い層に人気があるのも特徴である。


▲3ナンバーボディ化をし、初代イプサムに比べ、グンと広くなった車内。質感もすこぶる高くなり、ワンクラス上のクルマになったかのようだ。