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旧型から比べると、まるで違うクルマのような変貌を遂げた2代目イプサム。パッケージングの良さが好評でファミリー層に絶対的な支持を得ていた先代からさらに「使いやすく、快適に」を追求した結果がこの新型だ。車格的にはひとクラス上のクルマのようになっている。やっぱり新しいコトは良いコト。3年前のモデルチェンジということで、比較的新しい現行車であるため、ややこなれてきたとはいえ相場はやや高い。しかし人気を加味すると実に納得。クルマそのものがファミリーユースということで長い期間乗るということを前提に考えると、少々値が張っても新型がオススメだろう。
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※一部OLDモデルが含まれる場合があります。
▲旧型は7人乗り仕様しかなかったが、新型は従来の2・3・2の7人乗りに加えて、2・2・2の6人乗りもラインナップ。この場合、2列目はシートが独立したキャプテンシートになる。
▲派手さはないが洗練されたインパネデザイン。車内はファミリーユースよろしく柔らかい色使いでグッド。センターパネルのスイッチ類もわかりやすく使いやすい。
ファミリーミニバンのフラッグシップカーと言えるイプサム。旧型はH8年デビューではあるが、まだまだ老け込むには早すぎる。中古車としては実に今が旬なクルマなのかもしれない。その理由は、相場がかなりこなれてきたということがひとつ。性能や使い勝手は十分なほどに魅力的なことがひとつ。そして、家族で使うアイテム的な意味合いが強いため、敢えて新しいモデルを追いかける必要はないのではないだろうか?(とも思える)。高い人気のベストセラーカーが100万円前後というのは非常にコストパフォーマンスが高いと断言できる。節約家族には最も打ってつけのミニバンだろう。
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▲5ナンバーボディに3列シートの7人乗り。さすがに3列目は若干快適性は失われるが我慢できないほどでもなし。このサイズではむしろ秀逸。
▲それほど変わったところはないインパネデザインは敢えて奇をてらわず、オーソドックスにまとめられている。
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