ファミリー1BOXとして、最もバランスがとれて、最も手堅いものを選ぼうと思えば、多くの人が行き着くトコロは「エスティマ」になるのかもしれない。  新しい1BOXのカタチを垣間見せてくれた初代エスティマ。一歩先を行っていたそのコンセプトは、2代目になるとさらに顕著になり、使う心地良さと走る心地良さ、というコンセプトをより高度なレベルで実現した「次世代の高級ミニバン」として誕生したのだ。  このクルマを語る上では、まずエクステリア&インテリアの美しさに触れなければならない。ひと昔前の商用チックだった1BOXのイメージを完全に払拭した美しいフォルム。そしてインテリアデザイン。人や荷物を乗せればいいだけの道具ではなく、乗って楽しく、見ても楽しくさせてくれる。もちろん見た目だけではない。ワンモーションフォルムにFF駆動を採用することで、シートレイアウトの自由度は向上、さらにはノイズの低減、乗降性の向上などを可能にした。そして走りもグッド。上級サルーンと遜色ない乗り心地はゆとりのある余裕のドライビングを堪能できる。


▲流れるようなラインはインテリアも同じ。美しくデザインされたインパネは、一世代先を行く。

▲室内空間の快適さは国産最大級&最上級であるだけあって最高。まさにファーストクラスの心地よさ。

▲斬新なエクステリアデザインが特徴のこのクルマを最も表しているのがヘッドライト。激しく吊り上がりフロントマスクを精悍精悍に見せる。



3列目シートも、広さ的にはまったく問題ナシ。エルグランドには劣るが、質感、乗り心地もとても良い。スライド幅も広いのも◎だ!!
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 エスティマとは見た目もコンセプトも似ても似つかぬクルマだが、国産ミドルクラス1BOXでは人気を二分している現行「ステップワゴン」。5ナンバー最強の室内スペースは健在だ!!
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