「せっかくオープンカーに乗るなら個性的なクルマがイイ」という人は多いことだろう。もちろん自分に合った個性のクルマを選ぶべきなのだろうが、この「プジョー206CC」はその候補にぜひ加えるべきオシャレなオープンカー。しかもけっこう実用的だ。
 プジョー206といえば輸入コンパクトとして日本のみならず世界で大ヒット中のフランスの大人気車。そのオープンカーバージョンが206CCだ。もともとオシャレなクルマが、オープンになるとさらにオシャレに。でもって意外に実用的でラクチン。クローズ時のルーフは幌ではなくてメタルトップなので車内の静粛性も高い。オープンカーといえども、そのほとんどの時はクローズ状態ということを考えるとコレは大きい。そしてその開閉も指先だけでOKの電動自動開閉式。リアシートはちょっと窮屈とはいえ、通常2シーターが常識のオープンカーであることを考えると乗車定員が4名なのも魅力。トランク容量もサルーンカー並と問題なし(オープン時はあまり積めないけど)。もちろん一番の魅力はこのスタイルなんだけどね!


▲ルーフの開閉はいたってカンタン。室内のストッパーを2カ所ハズし、開閉スイッチを押すだけで電動で開閉。ルーフは折り畳まれトランク内に自動で収まる。ほんの十数秒でできてしまう。

▲インテリアはいかにもフランス車らしくオシャレのひと言。ホワイトメーターなど、さりげない所にもオシャレに気を遣っている。

▲パワフルとは言えないが、コンパクトで軽量なボディには必要十分の1.6Lエンジン。


ラテンのノリの個性派オープン
 アルファGTVのオープンカー仕様が「アルファスパイダー」だ。見てのとおりの個性的なスタイリングに、2.0Lの155ps直4DOHCツインスパークエンジン。5速マニュアルで走りはまさにラテンのノリ。個性的で走りも熱い!!しかも意外に相場は安い。


超個性派の軽四オープンカー
 軽自動車ながら、アクティブトップはフル電動オープンという贅沢な軽オープンカー。軽四の超コンパクトなボディには660ccのインタークーラーターボエンジンを搭載し、走りもなかなか熱い。そして何と言ってもエクステリアデザインの独特さが良い。