日産 エルグランド特集


ミニバンといえば、近年ファミリーカーとして市民権を得て、各メーカーが様々なタイプのモデルを発表している。さらに数年前の景気が上向き始めた時期には、高級志向のものが人気を博した。ここ最近では原油価格高騰の波もあり、コンパクトカーや軽自動車などの実用的かつ経済的なクルマにお株を奪われているが、中古車市場でちょっぴり手を伸ばせ
ば週末のドライブを楽しみにさせてくれるクルマなのだ。
  「ホーミー」、「キャラバン」から名前を変え、国産Lクラスのミニバンの人気を引っ張ってきた「エルグランド」。2002年5月に先代からフルモデルチェンジを受けても変わらぬ人気で現在も不動の地位を築いている。ミニバンならではの居住空間を活かした多彩なシートアレンジに、ファーストクラスの乗り心地はプレミアムサルーン顔負けである。さら
に3・5LのV6エンジンは、パワフルでどっしりと安定した走りを見せながらも室内への静粛性を高めており、初期のミニバンのようなふらつきも改善され、まさに「走るリビングルーム」となっている。さらに人気の秘密は、優れた移動手段としてだけではない。アメリカン・ミニバンを彷彿とさせる国産最大級の圧倒的なボディサイズに、無骨で威嚇的でありながら繊細なラインやメッキパーツによるゴージャスなエクステリアも魅力的で、ドレスアップカーのベースとしても人気が高い。トヨタ・アルファードを始め、同クラスのみならずライバルも多く存在するミニバンカテゴリーの中でも独特の存在感を放っている。
  「見た目よし!走ってよし!乗ってよし!」の3拍子揃ったエルグランドは、中古車市場でもまだまだ根強い人気。ゆえに市場での価格も高値を維持している。これからのレジャーシーズンにも大活躍すること間違い無しの一台。家族みんなが喜ぶエルグランドは、ちょっぴり背伸びしてでも欲しいクルマなのだ。

「エルグランド」の車内を徹底解剖!

 クルマを使った移動を楽しむためには、何が必要でどうすればさらに便利になるのか。その答えが、このクルマには詰まっている。まずは、大人数を運ぶために大人が乗っても広くゆったりとくつろげるスペースを確保。シートアレンジも多彩で、旅行やドライブ、スポーツなど目的に応じたユーティリティスペースが得られる。そして、走行性能はパワフルなエンジンながら静粛性に優れており、同乗者はもちろんドライバーのストレスにもならない。それで居て操作性に優れているためドライビング・プレジャーが得られるので、大勢で出かける場合ドライバー
ズシートこそ人気が出そうである。そして利便性もバツグンの機能性を持っている。細かな心配りが見られる収納のよさ、「あったらいいな」が整った車内はまるで自宅のリビングに居るかのような錯覚を与えてしまいそうだ。

ドライバーズシートに収まると圧迫感のない開放的な視界で運転する楽しさを与えてくれる。

運転する喜びも兼ね備えているエルグランドは、3.5L のV6 エンジンはレスポンスの良いパワフルなエンジンを搭載しながら静粛性も兼ね備えてる。
ボディラインに違和感なくデザインされたサイドミラー。フロントから入ったラインは、水平にボディを一周し、スクエアボディにアクセントを加えている。
▲ドライバーズシートに収まると圧迫感のない開放的な視界で運転する楽しさを与えてくれる。
▲運転する喜びも兼ね備えているエルグランドは、3.5L のV6 エンジンはレスポンスの良いパワフルなエンジンを搭載しながら静粛性も兼ね備えてる。 
▲ボディラインに違和感なくデザインされたサイドミラー。フロントから入ったラインは、水平にボディを一周し、スクエアボディにアクセントを加えている。

後席用のモニターとは独立して操作できるので搭乗者全員が楽しめるシステムとなっている。また、シフトレバーを「R」位置に入れると自動的に後方

十分なレッグスペースに、車内とは思えないキャプテンシートがショーファードリブン車のような贅沢が盛り込まれた高級感に包まれる。
スクエアボディならではの間口の広さ。3 列目も跳ね上がりあらゆるシーンで活躍できる。
▲後席用のモニターとは独立して操作できるので搭乗者全員が楽しめるシステムとなっている。また、シフトレバーを「R」位置に入れると自動的に後方
の映像をモニターに映してくれる。
十分なレッグスペースに、車内とは思えないキャプテンシートがショーファードリブン車のような贅沢が盛り込まれた高級感に包まれる。 
▲スクエアボディならではの間口の広さ。3 列目も跳ね上がりあらゆるシーンで活躍できる。
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ゴルフWのライバル車はこちら!!

トヨタ アルファード

和のラグジュアリー

エルグランドがミニバン人気に火をつけた頃、真っ向勝負で挑んできた「トヨタ・アルファード」。最新のインテリアを採用したエルグランドに対し、「和の豪華さ」のインテリアで人気を得た。

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ホンダ エリシオン

スポーティデザインが◎

大幅にダウンサイズとなったがラグレイトの後継車種となる「ホンダ・エリシオン」。M.C 時に「プレステージ」が追加され、これまで3.0L だったエンジンを3.5L としライバル達と肩を並べた。

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